あの悪夢のような7月13日水害から早いもので丁度15年が経ちました。

その当時、まさかと思われた妙栄寺裏の土手が切れて、たっぷりの濁流が中之島の町を

飲み込んだ後に、ようやく刈谷田川の水位が下がったら土手にぽっかりと大きな穴が開

いていました。

 その穴を塞ぐために、昼間のような投光器を灯しながら建設業者が夜を徹して懸命に

作業に当たっていましたが、大型の重機であっても川幅から比べたらまるでおもちゃの

ような大きさでした。昨日のことのように思い出されます。

 貴い命と莫大な財産とかけがいのない思い出を無くした未曾有の災害を忘れずに、

きちんと後世に伝えていかなくてはなりません。